意外な物から得られるフコキサンチン

植物に含まれる色素に健康効果が有ることはよく知られており、ブドウやブルーベリーに含まれていることで有名なポリフェノールの一種であるアントシアニンや、緑色の植物に含まれている葉緑素がその一例です。

古くから健康効果に着目されているカロテノイドもそのひとつで、ビタミンAの前駆体となることも有名ですが、ビタミンAに変化しないカロテノイドも存在しています。

それがフコキサンチンで、これは意外にも緑色の印象が強いわかめや昆布などの海藻類に含まれ、植物内で光合成を補助しているカロテノイドです。

意外に感じられますが、茹でた状態で緑色に見える藻類は生の状態だと褐色に見える物が多く、わかめや昆布は褐藻類と呼ばれています。

フコキサンチンはビタミンAに変化しないカロテノイドですが、人間の体内では特徴的な働きをすることが解明されつつあります。

その中には脂肪組織の中で脂肪の燃焼を補助する働きや、カスパーゼ3と呼ばれる体内で細胞のアポトーシスに関係している酵素を活性化させることから、腫瘍に抵抗する作用を持っていることが判明しています。

同じ褐藻類から抽出される健康成分のフコイダンにも含まれていますが、より効率的な脂肪燃焼のサポートやアポトーシスのサポート効果を期待するのであれば、単体で抽出された製品の活用が望ましいです。

例えば株式会社バイタルモアが販売する「VitalフコキサンチンTrust」は含有量が保障されており、注目すべき製品です。